1回目の夫に内緒の借金、総額500万円あることを夫に打ち明けた日
私は1998年に結婚しました。
1回目の、夫に内緒の借金を作ったのはその頃の話なので、もう20年以上も前のことです。
当時の通帳などはすでに処分してしまったため、どこからいくら借りていたのかなど、詳細は今はわかりません。
記憶をたどっていくしかないのですが、覚えていることをこのブログに書きたいと思います。
当時の私は、夫の給料が激減していったのにも関わらず、エステで高額のローンを組んだり、遊ぶお金も生活費もクレジットカードのリボ払いで支払っていました。
キャッシングをし、借りては返すの自転車操業をしていました。月に15~20万円位、返済していた記憶があります。
借金額は約500万にも膨れ上がってしまいました。
返済日は近づいてくるのに、もうどこからもお金を借りることができなくなってしまったのです。
もう、自分一人ではどうすることもできなくなった私は、夫に借金のことを泣きながら打ち明けました。2000年の冬でした。お金に執着している女性が主人公の、松嶋菜々子さん主演のドラマ「やまとなでしこ」が大ヒットしている時だったので、その時のことは今でも鮮明に覚えています。
何も知らなかった夫は、ただただびっくりしていました。その額にも。
エステに通っていることは、夫も知ってたはずです。でもそんなにも多額のローンを組んでいることはもちろん知りませんでした。
「結婚してるんだし、キレイになる必要なんてないだろう!他に男でもいるのか?」
そのようなことを言われた記憶があります。
でもそれは絶対にない。当然ホスト通いなどもしていないし、ギャンブルもしていません。私はお酒も飲まないし、タバコも吸いません。
もっとキレイになりたくて結婚する前に始めた脱毛と美顔。結婚してから太ってしまったため痩せたかった。コンプレックスを解消するために、エステに通っていました。
「そんなにも多額の借金を作っておいて、今まで一度も相談することもなかったのに。自分一人でどうしようもできなくなったから、俺に泣きついてきたのか。」
何を言われても、私は返す言葉などありません。ただただ、ひたすら夫に謝りました。
夫はお酒を飲み、荒れ狂う日々が何日か続きました。
夫は離婚も考えていたと思います。でも離婚はせずに、2人で解決策を見つけて、2人で一緒に生きていく道を選択してくれたのです。