1回目の借金の話

借金返済のためにパートを掛け持ちし、昼も夜も働き続ける日々

 

休みなしで昼も夜も働き続ける日々

結婚して間もなく、夫の給料が激減してしまったのと、私の浪費のせいで借金はどんどん増えていきました。

自転車操業を繰り返していた私は、とにかく働いてお金を返すことしか考えていませんでした。

最初は昼間のみパートで働いていましたが、その収入だけでは足りないので、夜もパートで働くことにしました。

本当なら社会保険に加入できてボーナスももらえる、正社員の仕事に転職すればよかったのですが、当時の私はやはり考えが甘かったのでしょう。パートを掛け持ちすれば何とかなると思っていたのです。

朝10時から途中、休憩や移動時間もありましたが、夜23時頃まで働いていました。1日11時間働く日もありました。

昼のパートが終わってから夜のパートまでの1時間の間に、コンビニで買ったおにぎりを食べ、トイレでお化粧直しをしたり身支度を整えて、夜のパートに向かいました(水商売ではないです。)

行きと帰りの電車の中では爆睡し、いつも終電で帰っていました。

昼か夜のどちらかがお休みのことはありましたが、丸一日お休みの日はなかったと思います。

私は母と同じように、休みなく、借金返済のために毎日働きました。

夫に借金のことがバレるまでは、夫は自分の給料が減ってしまったばかりに、私に働かせていると思っていたのです。私のせいであって、夫は何も悪くないのに。本当に申し訳ないことをしてしまいました。

ほぼ一日中働いていても、20代でまだ若かったので、体力的にはそれほど辛くはありませんでした。寝れば回復していたので。子供もいなく夫婦2人の生活だったので、家事の負担も少なかった時期でした。

40代の今となっては、パートを掛け持ちすることなんて私には絶対に無理です。

母は子育てしながら昼も夜も働いていたので、本当にすごいなと、そしてとても辛かっただろうなと、今心から思います。

 

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