この記事は私の考えであって全ての人に当てはまるわけではありませんが、私の経験談として記しておきます。
借金の相談は友達にするものではありません。友達に話したって何も解決しないです。ましてお金を貸してくれることなんて絶対にないと思います。話したところでただ自分の恥をさらすだけになってしまいます。
私の場合は私の実の家族、両親と兄は借金返済のための援助はしてくれませんでした。
身内ですらそうなのに、友達がお金を貸してくれるなんてことは絶対にないと私は思っています。
「何でも相談にのるよ。お金以外のことならね」
これは1回目の借金を返済中の話です。私は約500万円もの多額の借金をしてしまい、弁護士さんに相談して債務整理をしました。その債務整理後に毎月決まった金額を返済していた時のことです。
私が学生時代から仲の良かったYさん。我が家にも何回も泊まりに来たことがあるし、夫もよく知っています。
ある年、Yさんは喪中だったため、寒中見舞いのハガキが届きました。
そのハガキには
「すみれちゃん、〇〇君、何か困ったことがあったら話してね。何でも相談にのるよ。お金以外のことならね」
と書いてありました。
そんなの当然のことです。お金のことなんて友達に話せるわけありませんから。
でも夫はそのハガキを見て
「1番相談にのって欲しいことなんて、お金のことなのにな」
と言いました。
友達にお金のことを相談にのってもらったって、何も解決なんてしないです。ただ話を聞いてくれるだけです。それだけでも心が落ち着くのであれば話す価値はありますが、話したってお金を貸してもらえるわけではないんだから、話す必要なんてありません。
以前私は住宅ローンの審査が不安だった時、銀行員の友達に相談をしたことがあります。
でもこの時は審査についての相談で、お金を貸して欲しいなどとは一切言ってません。債務整理もした後だったので、実際にお金に困っていた訳ではありませんでした。
私は友達にはお金を貸して欲しいなんて絶対に言うことができません。友達に借りるくらいなら、消費者金融で借ります。でもこのブログを読んでいる方には消費者金融でお金を借りて、これ以上借金を増やすようなことはして欲しくありません。消費者金融で借りるというのは友達にお金を借りるくらいなら・・・という例えばの話です。
最終的に頼りになるのは夫の家族と夫の上司だった
ここからは3回目の借金の話になります。このことについては長くなるので後ほどまた順番に詳しく書きますが・・・
3回目の借金を作ってしまったことを私が実の母に話しても、母も兄も援助はしてくれませんでした。
実際に助けてくれたのは夫の両親と夫の上司です。
私に多額の借金があるとわかった時、夫の両親は100万円を夫に渡してくれました。「返さなくていいから」と言って。
その100万円を見た時、私は涙が止まりませんでした。号泣しながら「ありがとうございます」と義両親にお礼を言いました。
もちろんその100万円は少しずつ返済しています。ボーナス時に返済して今は残り50万円です。
3回目の借金が夫にバレた時、私は家を飛び出しました。
その時夫は真っ先に夫の上司に相談をしました。私がいなくなってしまったことと借金のことを。
夫の上司は「奥さんがちょっと家を出たくらいで会社行けないとか言うな。これからどうすればいいのかを冷静に考えろ。子供もいるんだし、もっとしっかりしろ」と夫を叱ってくれたそうです。
そして借金についてはこれから先、まずは何をすればいいのかをアドバイスしてくれました。
どこに相談すればいいのか。必要な書類は何か。これから先、どうすればいいのかを全て教えてくれました。それは上司自身の経験談を元にです。
上司もかなり多額の借金をしていることまで話してくれたのです。でもそれは私のように家族に内緒の借金、しかも自転車操業ではなく、奥さんも了承の上で夫婦で共有している借金です。
私が家に戻り夫とやり直すことになった時、私達はすぐに上司のアドバイス通りに動き始めました。
ろうきんに相談に行き、おまとめローンを組んだのです。詳しくはまた後日書きます。
夫と上司の間には深い信頼関係が築かれています。なので夫もプライベートなことを赤裸々に相談したし、上司も自分の家庭のことを話してくれたのです。
我が家の場合、本当に困った時頼りになり力を貸してくれたのは、夫の両親と夫の上司でした。
これは夫の人徳のおかげだと思います。そして私には人徳はないです。夫のおかげで私は生かされています。
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