我が家は2002年にマイホームを建てました。
その時の私達は弁護士さんに債務整理をお願いし、返済を始めてまだ数ヶ月しかたっていませんでした。なので住宅ローンの審査には通らないと思っていたのですが、有難いことに予想に反して審査に通ってしまったのです。
変動金利でお借りした住宅ローン。返済額が約6,000円も増えてしまった
2002年に我が家は地方銀行から変動金利で住宅ローンをお借りしました。
当時の私達はローンについての知識もなく勉強もあまりしていませんでした。まだ借金も返済中だったので、とりあえず「今」返済額が少ない方がいいからと安易な考えで変動金利を選びました。
毎月の返済額は約49,000円でした。これはマイホームを建てる前に住んでいたアパートの家賃よりも少ない金額でした。
しかし住宅ローンを組んでから5年後、金利が上がってしまい毎月の返済額が約55,000円になってしまいました。毎月約6,000円も上がってしまったのです。
6,000円の負担増は家計にかなりのダメージになってしまいました。
私は2人目の育児があるので働くことはできません。娘は保育園に入園させたので保育代もかかるし・・・。
住宅ローンを組んだ時はまだ子供がいなかったので、共働きが前提でした。
子供は不妊治療をしてやっと授かることができたので、もしかしたら子供がいない人生を送るかもしれないと思っていたので、将来設計をきちんと考えていませんでした。
私は独身時代からずっと借金がある生活を送っていたので、お金について考えることから目を背けていました。「今現在」生きていければ、生活できれば、返済ができれば何とかなる。ずっとそうやって生きてきました。
将来設計をきちんと考えられる方は、借金なんて絶対にしないはずです。
私は債務整理をし、それまでの間には死んでしまいたいと思うほど辛い思いもしてきました。なのに自分に甘いため再び借金をしてしまうことになります。